2024/08/17 21:00
このブログは 晩夏に飲みたいお茶ってなんだろう? の続きです
欲張ったブログのタイトルをつけてしまいました。
これは、あくまで私基準の考えです。
結論から述べると
・福鼎白茶の水出しの相性は◎
・もちろん功夫式でいれても◎
・新茶、青みが好きであれば春の新茶シーズンに飲んだほうが良いが、一夏超えた頃くらいから青みも落ち着き更に美味しくなる
・過度に熟成された老茶はよりも、5〜10年くらい熟成させた茶葉のほうが白茶らしさと熟成された茶葉の味わいの両方を楽しめる
以下順番でなんでそう考えるのか?記述していきますね
▼福鼎白茶を水出しにすること
長い夏が終盤にさしかかり、みなさん夏バテしていますか?
冷たい飲み物ばかり飲んで胃腸の調子が悪くないですか?
クーラーと外気の温度差で自律神経がおかしくなっていませんか?
水分補給ちゃんとしていますか?
そうです、夏は夏で体調管理をしっかりしたいところです。
もしもあなたが夏バテなんて全く無い!全然平気よ!というのであれば
白茶をガッツリ水出しにして、一気に飲んでみてください。
透通った爽快感と、深い余韻を一度に体験できることができるでしょう!
以上です。
種も仕掛けもございません。鳳凰単叢 蜜蘭香 と双璧をなす水出しと相性が良い茶葉であると考えます
▼功夫式はどうなの?
反対に、夏バテしちゃって体調が優れないあなたには
普通に、功夫式で熱々のお茶をいれることをおすすめします。
優しく、清らかな福鼎白茶ほど晩夏に合うとおもいませんか?
以上です。
種も仕掛けもございません。そもそも理由は特にないです、普通に美味しいです!押忍!
▼すみません。ここから本番です、今年の新茶を飲むタイミングについて
製茶したばかりの福鼎白茶は青みが強く、青みがかった味わいを苦手とする方は一定数いらっしゃると思います。
実際に、今年の春に福建省で試飲した今年の新茶は茶葉は、青みが強く今すぐに販売すると胃に負担がかかりそうな印象でした。
福鼎白茶を亜熱帯の沖縄へ持ち帰り、しっかり湿度を抜き暗室で保管します。
気温でみると、内地の方が高いかもしれない。しかしここは灼熱の沖縄。直射日光がレーザービームのように照りつける鉄筋コンクリートの室内の暑さは内地のそれと次元が違う。
亜熱帯特有の熟成スピードを期待しながら
そろそろ良いのでは?と試しに貢眉を試飲してみると、落ち着きを経た甘さがより増している。
※亜熱帯気候の沖縄では、お味噌を作る際に本土と比べ麹菌をつかった発酵期間が約半分になると言われています。
白牡丹はまだ若干の青みが残ってはいるが、これはこれでちょうど良い(刚刚好)感じ
出すなら今しかない!という事で今年の新茶
の3種類を販売します。
※写真は、福州の茶城で見た福建省のお茶マップ
▼いつもなら新茶のみ。でも今回はエイジング茶葉も販売します
普洱茶にはじまり白茶も熟成する事は中国茶にある程度興味がある人であれば誰でも知っていると思います。
因みに、私は極度にエイジングされた茶葉を本気で美味しいと思ったことがないです。
経験値として飲むのはアリ。だけど、好んで飲むことはしないかな・・・
己の財産や記念品として飲まないで収蔵するのはアリだと考えています。
以前30年物と20年物の福鼎寿眉を飲んだことがありますが、なんというか白茶らしさがかなりなくなって熟普洱茶みたいな味わいになっていた事を覚えています。
老茶ファンを否定するわけではなく、ただ単に、私が老茶の良さを理解していないだけ
そんな、私が考える丁度良い感じでエイジングされた素直に美味しい茶葉を2種類ご用意いたしました
福鼎白茶らしさもありつつ、熟成がしっかり進み両方の良さが打ち消し合っていない丁度よいバランスの茶葉です
特に”白毫銀針 福鼎 点頭 2015”は白茶らしさと完全な老茶の境界線上を綱渡りしている、最高のバランス感覚を有する茶葉なので白茶ファンにも老茶ファンにも満足できる仕上がり
今しか味わうことができないエイジング白茶を、ご堪能くださいね
そして、今回もお得なセットをご用意しております。
販売開始は8月18日21:00〜です。
お見逃しなく〜