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2025/08/13 12:00

このブログは
時間の旅人になってみたい 〜福鼎の白茶販売するってよ〜 前編

さて、中編では「どんな茶葉なのか?」という話をしました。
今回はいよいよ、その楽しみ方と仕掛けについてのお話です。


いつもであれば、最後に商品の紹介ページのリンクを貼るのですが今回は先に貼ろうと思います


※初回発送は2025年8月22〜25日になります

STEP①|最初は2025年の白琳鎮を

まずは、今年摘まれたばかりの2025年の白琳鎮 荒野牡丹王を飲んでみてください。
この茶葉は、いわば「時間旅行のスタート地点」

私の第一印象はこうです:

“素直で、若さが武器になるようなじゃじゃ馬”
ダイヤの原石みたいな、まだ粗削りだけどキラッと光る存在感。

彼女(茶葉)が、これから7年・15年とどう成長していくのか?
その変化を見届ける準備として、今の姿をぜひ五感で記憶してください。


STEP②|次に2018年の白琳鎮

次に飲んでいただきたいのは、2018年の茶葉。
7年の熟成を経て、角が取れて清らかに、美しく育っています。

人間で言えばちょうど“円熟”の入り口。

若さの勢いから落ち着きへ。

余韻に、優しさと芯の強さを感じられるはずです。



STEP③|最後に2010年の白琳鎮

そしてラストは、15年ものの茶葉。
熟成のピーク。いや、むしろ「今がハイライト」

天然バニラビーンズのような香りと、長く残る余韻。
しみじみと、静かに、でも確かに染み入ってくる味わい。

この茶葉を飲んだ後に、最初の2025年の茶葉にもう一度戻ってみると面白いです。
彼女(茶葉)がどう育っていくか、想像が広がっていきます。

しかも、10年以上前の福鼎白茶って意外と少なく今回は収蔵家のちからも借り、入手することができました。

ありがとうーーーーー!

※写真は荒野 牡丹王 白琳 2025年


▼なぜ2025年の白茶が3袋あるのか?

セットの中に、2025年の白琳鎮の荒野牡丹王が3袋入っています。

1袋はすぐに飲んでいただきたい。
でも、残りの2袋は、ぜひご自身の手元で育ててください。

7年後に開けてみても良い

15年後まで寝かせても良い

熟成の旅に、あなた自身も参加できる仕組みです。
つまり、このセットはお茶を育てるチケット付きの茶葉セットなのです


▼それだけじゃない、今年の“裏目玉”

実は今回、もうひとつの産地の白茶も2袋入っています。

磻渓鎮の荒野牡丹王(2025年)

これは正直、ちょっと下心アリで選びました(笑)

というのも、今年は彼の国全体が不景気の影響を受けており、
福鼎の茶葉も例年に比べて相場が下がっています(俺調べ)

そこで、「磻渓の絶頂クオリティも今ならいけるんじゃないか?」という軽いノリで、
いや、軽いけど試飲は真剣に、この茶葉を選びました。

実は、過去に磻渓鎮の熟成された白茶をテイスティングした際
驚くほど美味しくて、でも価格が高すぎて断念したことがあります。

だから、今、若い状態のものを入手して、育ててみようじゃないかという思惑です。

これは絶対に積茶ではない・・・・

こういうのって何ていうんでしょうね?育茶(いくちゃ)?

まぁ、なんて呼ぶかは皆さまにお任せします。

最後に。

茶葉をエイジングさせること。
それは「積茶(つみちゃ)」という罪悪感からあなたを解放する唯一の方法かもしれません。

あなたの人生という長い旅路。
この小さな白茶たちが、時に静かに、時に深く、寄り添ってくれることを願っています。

どうか、あなただけの“茶の時間”を、じっくりと育んでいってください。

この夏、「時間を旅する茶葉」と一緒に、新しい茶の世界へ踏み出してみませんか?

発売は8月16日 21:00〜、弊店ウェブショップにて販売予定です。
※初回発送は2025年8月22〜25日になります

それでは皆さま、
この夏、タイムマシーンのチケットをお手元に。
白茶と共に、時間を旅してまいりましょう。


▼今回は各茶葉のバラ売りもご用意しております



▼おまけのおまけ。ついに茶樓雨香は茶餅を通販で販売いたします

いっそのこと、2025年の白茶は茶餅で販売したほうがよくね?そんな事を考えるようになり

ひっそりと茶餅もご用意いたしましたーーーーー‼️

こちらは、餅にするので牡丹王(一芯一葉)ではなく白牡丹(一芯二葉)になりますが
こちらも同じ畑で育まれた茶葉たちです。

俺(私)は餅で白茶を所有したいんだ〜〜〜〜‼️という貴方‼️

部屋に茶餅がある生活も悪くないですよ。なんか、謎の安心感がある

『俺(私)、飲む茶葉がなくなっても最悪餅を崩せばいいし』なんて考えるようになったら末期症状です

毎年、少量を崩しながら変化を嗜むのも、これまた一興