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2025/08/15 12:00

このブログは 茶樓雨香/脈拍が組む作家とは? 前編 の続きです

数日前のInstagramを見た方は、もうお気づきかもしれません。
そう、今回ご紹介するのは 津田亮さんのガラス茶器 と Grauのステンレス茶道具 です。

▼津田亮さんのガラス茶器


津田さんの作品を手に取った瞬間に感じるのは、「異様に手に馴染む」感覚
この馴染み方は、私がこれまで触ってきたどの茶器とも違います

特筆すべきは茶杯(飲杯)

耐熱ガラスでありながら、飲み口が驚くほど薄い

* 液体が舌の上をスムーズに流れ込む
* 唇と茶液の間にほとんど障壁がなく、香りもそのまま鼻腔に届く
* 舌先から喉奥まで、味わいがクリアに広がる
* 特に烏龍茶や白茶など香りを重視する茶に効果的
* 触感的にも「軽やかで繊細」という印象を与え、茶そのものの質感を高めます。※繊細さと上質感を感じやすい

この薄さは上質な茶杯の証ともいえる「薄胎(はくたい)」に通ずる・・・
ワイングラスで言えば、香りや口当たりを最大限に引き出すリムの薄さと同じ理屈です。

さらに、茶海の断水の切れ味、蓋碗の扱いやすさなど、どれも「美味しくお茶を飲むため」に計算し尽くされています。

※茶海は断水の切れ味がめちゃくちゃ良いので使ってて気持ちがいいです
※一般的にガラスの蓋碗は熱くて持てないケースが多いのですが、この蓋碗は熱くなりにくい仕掛けが施されています


それもそのはず——津田亮さんご自身が、中国茶を日常的に嗜んでいるのです。

中国茶を日常で嗜む作家が作った茶器・・・気になりませんか?そして

彼の器にお茶を注ぐと、思わず見とれてしまう瞬間があります。

「お茶って、こんな形をしていたんだね」と。

▼作家ではなく職人。Grauのステンレス茶道具


もうひとつは、Grau
工業製品と作家の間にある、独自の立ち位置から生まれた道具たちです。

父・大城正順さんは、沖縄県南風原で50年以上、空調設備に携わってきたベテラン。
娘・ナカエリさんは、ステンレスを素材にアクセサリーを作る作家。

この親子の手で、茶樓雨香の「あったらいいな」を具現化していただきました。

特筆すべきは茶池(茶盤)

* 美しい佇まい
* 錆びない、強い、軽い
* 水切れの良さ、容量の多さ
* 天板の安定感と、分解のしやすさ

これまで多くの茶池(茶盤)を使ってきた私たちが「お家で毎日使える茶池」として太鼓判を押せる一品です。
さらに、茶托、茶荷、茶針など、日々の茶席を支える小物も揃えました

それから先日、撮影とインタビューで工場(こうば)へお伺いしました

制作現場を目の当たりにすると

彼らはは作家ではなく、職人
これらは作品ではなく、道具

である。と強く感じました

▼そして、カートオープン


8月16日 21時
津田亮さんのガラス茶器と、Grauのステンレス茶道具が、オンラインショップに並びます。

毎日の一杯を、もっと美味しく。
そして、その時間を、もっと心地よく。

この二組の作り手の仕事は、きっとあなたのその願いを叶えてくれるはずです。

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