2025/07/02 21:57

皆さま、絶好調でしょうか?いつも絶好調な茶樓雨香 店主です。
今日はみなさまに、少し嬉しいお知らせを
茶樓雨香のブログって、新商品の販売開始直前に公開されるけれど今回はブログと販売開始の間に数日ギャップがある・・・
そう考えていた貴方は、かなり嗅覚がよろしいです。
どうして、新商品と販売開始日の間にギャップを作ったのか?
それは、他のお知らせブログを投稿するからでーーーーーーす‼️
多くの方はご存じ可と思いますが、2025年4月、茶樓雨香の姉妹店として古道具のお店「脈拍(みゃくはく)」をスタートさせました。そして
このたび、2025年7月5日より、脈拍のアイテムを茶樓雨香のオンラインサイトでもご購入いただけるようになります〜
▼なぜ古道具を扱うことになったのか?
お茶を求めて、これまで中国各地の田舎町を巡ってきました
標高1,000mを超える山奥で茶葉を仕入れたり、家のような茶館で村人たちとお茶を酌み交わしたり——そんな茶旅の中で、暮らしの中にひっそりと息づく民芸品や古道具に自然と心を惹かれるようになりました
それは時に、煤けた木の櫃だったり、取っ手の外れたやかんだったり。どれも、人の暮らしの中にしっかりと根を張ってきた痕跡がありました。
この道具は、いったいどんな人間を見てきたんだろう?
誰の掌に育てられ、どんな時間をくぐり抜けてきたのだろう?
もちろん、博物館に並ぶような高価な工芸品にも惹かれます。ただ、日常に寄り添う道具にこそ、暮らしの美しさが宿っているように思えてなりませんでした。
気がつけば、事務所の棚や押し入れに古道具がどんどん増えていき、ついには「もう、これはお店にするしかない」と腹を括ったわけです

▼古道具のお店の名前は「脈拍」といいます
「脈拍」という名前には、暮らしの中に流れる時間や人のぬくもり、使われてきた道具たちの記憶のようなものを感じてつけました。
モノの命は、人間の寿命を軽々と越えていきます。
だからこそ、今この瞬間に脈を打つものを見つめ、次の誰かへとつないでいく営みが、大切なことのように思えています。
その長い時間の中で刻まれた、かすかな「脈拍」を感じてもらえたら、という想いを店名に込めました。
▼民芸品中心のセレクトです
正直に言うと、我々は骨董の「真贋」を見抜く目を持っていません。だから、歴史的価値や由緒に重きを置いた品は扱っていません。
わからないものは、売らない。
ご存知の方も多いと思いますが、かの国には本当にたくさんの贋作が存在します。その真贋の裏も取らずに販売するのは、我々の姿勢に反します。
その代わり、選んだのは近現代の古道具。比較的手頃で、日常使いができて、見た目もちょっと良い感じのものばかりです。
何より「美術的価値」や「歴史的価値」は一旦横に置いておいて、「お、これ見た目良いじゃん」「これで飲んだら絶対良い感じよね」と思えるかどうか。そんな直感とフィーリングを大切に選んだモノたちです。
誰かが丁寧に使っていた痕跡が残る道具たちを、次の誰かに届けたい。そんな気持ちで集めています。

▼通販はお茶まわりの古道具から
今回はまず、茶器やお茶にまつわる古道具を中心にご紹介します。
というのも、今年参加した京都吉田山大茶会や東京駅での世界茶文化展で、脈拍の古道具たちが思いのほか多くの方のもとへ旅立っていきました。
正直なところ、こんなに皆さんに受け入れてもらえるとは夢にも思っておらず、ただただ、素直に嬉しかった
どれも、実際に使ってこそ価値のあるものばかり。
道具は、飾るだけでなく、手に取り、使ってこそ、命が宿ると思うのです。
もちろん、今後はお茶とは関係のない「なんだかよくわからないけど面白いモノ」も少しずつご紹介していく予定です。
まだまだ手探りの船出となりますが、皆さまに楽しんでいただけるようなお店にしていきたいと考えております
通販は7月5日(金)21:00 から、茶樓雨香のオンラインショップ内にてスタート
お時間になったら、どうぞ、気軽に覗いてみてくださいね。
暮らしの中に、ほんの少しだけ、あたたかな余白を
それでは、また次回のブログで
次回のブログからは、商品のご紹介や送料(沖縄からの発送)についての考え方を書こうと考えています
茶樓雨香 店主
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