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2025/01/28 20:44


実は。一度書いた文章でも投稿までに至らなかったエントリーもいくつかございます

今日は、投稿に至らなかったエントリーに ”加筆”を行い投稿しようと考えております

それでは何故、本ブログが投稿されなかったのか?

理由は一つ・・・・


ブログで紹介する予定だった茶葉が中国国内の税関で止まってしまい
本来予定していた販売スケジュールに間に合わなかったからーーー!!!


もともと、これらの茶葉は大大阪お茶会で販売する予定でした

しかし、大大阪お茶会から沖縄へ戻るとお店に”ドカッと”大きめの段ボールが複数個で届きまして・・・


中を確認すると、ため息と同時に『こんなに沢山の茶葉、これどうしよう・・・』と不安にかられます

しかし!脳の構造がチンパンジーと同等なので、不安も一秒で吹き飛びます


『そうだ!福袋に入れちゃおう!』

『ついでに、投稿できなかったこの茶葉に関係するブログも便乗して投稿しちゃおう!』


□■□これより先は、没エントリーとなります□■□

2025年1月15日

再び、鳳凰単叢 雪片について

鳳凰単叢の雪片はお好きですか?

初めて好きななった鳳凰単叢が雪片の人は意外と多い気がします

弊社スタッフの中でも鳳凰単叢の入口が雪片のパターンは多く、それだけ間口が広い茶葉であることが解ります

去年に引き続き、高山の雪片を仕入れます

理由としては、低山の雪片よりも高山の雪片の方が茶湯が柔らかいから

つまり、美味しいと考えるからです

と意気揚々と書いてきましたが、現在進行系で事件が発生中・・・


なんと、中国の税関で去年末から高山雪片が止められてしまっているのだ・・・ううう万事休す

なんとしてでも大大阪お茶会に間に合わせたい。。。

ギリギリまで粘りますのでどうか間に合ってほしい(切実)


▼鳳凰山の”雪片”最新情報


2024年の10月の初めには、大陸北部からの冷たい空気が南下し、広東省の気温に影響を与えることがありました。

これにより、特に朝晩の気温が低く感じられるようになり、10月には寒気の影響が広東省に見られ、季節の変わり目を感じさせる気象条件が続きました。

特に、10月21日には北東からの寒気が広東省に影響を及ぼし、気温が大幅に低下した結果

今年は例年よりも早い雪片の茶摘みになりました

ということで、今年は雪片が早いところでは11月頭から流通し始めていました

日本では一般的に立冬後の茶摘みされた茶葉を雪片として販売すると言われていますが、教科書的な知識であればそう

しかし、お茶は自然の恵みの人間の知恵の結晶

少しだけ想像を膨らませてみてください、少しだけでいいです


▼少しだけ想像を膨らませてみてください


どうして急に鳳凰単叢の雪片の話をするかと言うと

今年のエコ茶会でお客様から

『この雪片は秋茶ですか?ちゃんと立冬後に摘まれた雪片ですか?』と質問があったからです

その場では、簡単に雪片の紹介をしましたが、話をよく聞いてみると

なんか歪んだ知識というか、スッキリしない。

恐らくお客さまもスッキリしないまま雪片をお買い求めになったと思うのでここでもう一度ご紹介しようと思います

さっきから、私はしつこいくらいに”少しだけ想像を膨らませてみてください”と言っていますよね


”今年の夏は暑い日が続いたね”

”今年の冬は寒くなるのが早いな”

”去年の冬よりも今年は寒いね”

”今年の梅雨は長いな”


そんな日常的な会話をあなたはしてませんか?

してなかったとしても、少なくとも耳にしたことはあると思います

そんな会話は日本限定で、他の地域では暦通りに寸分狂わずに季節が移り変わっていく・・・なんて事はあるわけないのは理解できると思います

前のパラグラフに明記したように2024年10月の初めには、北部からの冷たい空気が南下しはじめ

実際に鳳凰山ではある程度気温が下がったのを見計らって雪片用で育んだ茶葉の茶摘みを開始した農家さんもいらっしゃいます

天気の状況と茶葉の生育状況を考慮し茶摘みの判断を下す。暦はあくまで目安

きっちり本に書いてある通りに覚えようとすると暦通りの方が都合がいい、ただそれは机上の空論そのもの

せっかく、毎月のように鳳凰山へ足を運んでいるのだから歪んだ知識を放置するよりも

最新情報をアップデートする感覚でブログ等で発信したほうが良いと考えた次第です

暦通りに茶摘みなんかしてたら、少なくとも良い鳳凰単叢の茶葉なんて殆ど流通しないのは確かかな


▼大大阪お茶会にて、鳳凰単叢 六雪を販売します


鳳凰単叢 六雪は寒さが本格的になった12月に入ってから茶摘みが行われます。

茶摘みのタイミング以外に雪片と六雪の違いはあるのか?気になる方も多いと思います

一番の違いは”茶湯の柔らかさ”に尽きると考えていて

雪片は派手な香りで初めて中国茶を楽しまれる方や、鳳凰単叢の入門編として私もお勧めしておりますが

六雪はさらにもう一歩先を行くというか、派手な香りを纏ったまま茶湯が口の中で溶けていく感覚

高山の雪片にも通ずる慈悲深い味わいです

そして、六雪は香りの輪郭もはっきりと現れていて伸びやか

名前からも連想できるように、雪のようにクリアで純粋な印象を感じる方も多いと思います

鳳凰単叢 雪片が好きであれば試してみる価値はあります

そして今回、わざと雪片にはなかなか無いラインナップで六雪を揃えてみました

▼販売する六雪は??高山雪片も間に合えば店頭に並ぶかも!!


山場は茶樓雨香 店主が大好きな甜竹坑、中山〜高山域ギリギリ引っかかるエリアに分布した茶畑で育まれた茶葉です

・鳳凰単叢 六雪 老叢 凹富後 甜竹坑 2024冬

一煎目は叢韻から起因する雛霰のニュアンス、そしてベリーの余韻
二煎目からは雛霰感は影を潜め、ミルキーでブルーベリーの香りを纏った湯気が鼻腔を刺激します
三煎目以降もどんどん印象が変わっていく茶葉で、今回の六雪のラインナップで店主一番のお気に入り茶葉です

特筆すべきは、煎を重ねる毎に蓋碗の蓋の香りをかいでみてください。

クラクラするような香りの虜になりますよ


・鳳凰単叢 六雪 老叢 玉蘭香 甜竹坑 2024冬

店主、お店で100回以上”ハクモクレン”の香りを嗅いだことがない”と言っていると思います

自分の無知を晒すのは恥ずかしくないけれども、無知を放置する姿を晒すは恥ずかしい

玉蘭香は”ハクモクレン”の香りがすると言われていますが、本当のところはどうなんでしょうか?

この六雪  玉蘭香も最初の一煎目からフラワリーさは顕在で立ち上がりの速さは低山で育まれた鳳凰単叢に負けないくらい瞬発力があります

私はこの六雪をハクモクレンの香りとして記憶に刻もうかな?!


・鳳凰単叢 六雪 老叢 大烏葉 甜竹坑 2024冬

一煎目はゆったりと果実味を伴ったミルキーなニュアンスで立ち上がり
二煎目〜四煎目に香りのピークを迎えます

三煎目以降は、白百合を連想させる瑞々しい花の香りも入り混じり、上品かつ繊細な茶湯は
冬にコタツや暖房器具で乾ききってしまった身体に潤いと優雅な香りを齎せてくれることでしょう

フルーティなニュアンスとフラワリーなニュアンスの両方とも味わいたい欲張りなあなたに強くお勧めしたい六雪です


▼そして、このブログを書くきっかけになった高山の雪片もご用意いたします


このブログを書き続けて約一年が過ぎました

その記念すべき投稿の第一弾


こちらの投稿とほぼ同時に販売した

・鳳凰単叢 高山 雪片 夜来香 大質山
・鳳凰単叢 高山 雪片 鴨屎香 大質山

この2つの香型の2024年バージョンもバッチリ仕入れております。

今年の出来はどうかな?そもそも、去年の高山 雪片の味わいを忘れている方も多いでしょう

忘れたら、忘れたなりに新鮮な気持ちで鳳凰単叢 高山 雪片を楽しめる特権もあるじゃない?

そんな心持ちで新年を迎えてみませんか?

一口啜って腕組みするよりも。『うめ〜な』と声に出してみませんか?


□■□没エントリー、終了□■□


▼そうです!福袋に鳳凰単叢 六雪と鳳凰単叢 高山 雪片を入れようと思います


今年販売する茶樓雨香の春節福袋は3種類のラインナップ

・全部新作 鳳凰単叢 春節福袋 8888
・これまでに販売してきた茶葉 春節福袋 15000
・これまでに販売してきた茶葉 春節福袋 30000

この豪華3本建て

鳳凰単叢 六雪と鳳凰単叢 高山 雪片は”全部新作茶葉福袋 8888”に入れる予定です

勿論、これは福袋なので全種類の高山雪片と六雪が入っているかもしれないし一部のみ入っているかもしれません

全部入ってたらラッキーかもね〜

”全部新作茶葉福袋 8888”の中身をちょっとだけ補足すると

これまでにウェブショップで販売してこなかった鳳凰単叢を中心としたラインナップです

中には、完全に今回の福袋のためだけに仕入れた鳳凰単叢 も入れていますよ

勿論、店主の激推し 単株も入ってます

全10〜11種類

¥4,000以上はお得になるように詰め込むのでお楽しみに

販売開始は

2月1日(土曜日)正午〜

数量限定なのでスタンバイよろしくお願いします



これまでに販売してきた茶葉福袋 15000 
これまでに販売してきた茶葉福袋 30000

について触れようと思います!押忍!!