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2024/03/27 20:23



去年の夏、茶樓雨香のオンラインショップをスタートさせて初めて商品が完売した”鳳凰単叢 原生態”シリーズ


その原生態シリーズが足火(三回焙煎)バージョンとして帰ってきました。


※他の販売店では重焙煎や濃香などとネーミングされておりますが、当店は農家さんに倣って”足火”といたします


本来であれば、旧正月福袋に入れても良かった茶葉ですが生産者の林さんから


『これはもう少し火(焙煎感)を落ち着かせたほうが良い』と言われ


数日前にお客さま向けに販売GOをもらった茶葉です。


【2024年3月30日(土曜日) 21:00〜完売開始】



▼改めて原生態とは


去年の5月に鳳凰山のある潮州市を訪れてこの鳳凰単叢 原生態 の茶葉を試飲をして、これは仕入れなければ!!となり、予算を使い切りすっからかんの状態だったにも関わらず、人民元をかき集めて仕入れた茶葉です。


”原生態”とはつまり野生の事。野放茶園で育った茶葉のことを指します。


茶園なのに野生?矛盾を指摘されそうですが、つまりこういう事です。


40年以上放置された野放農園で育った茶葉。


約40年前に原生態茶農園の林さんがチャノキの苗を農園に植えた時に、少量の羊のフンを”おまじない“の有機肥料として散布しただけ。


あとは40年は文字通り”ほったらかし”何もしない。


むしろ茶農園とは名ばかりで完全に繁み、雑草ボーボー状態



▼そんな過酷な環境の中で育まれた茶葉は


生命力が溢れでるほど味わいが強く・・・、と勝手な先入観を抱いていましたが、全くの逆。


茶湯は柔らかく、口に含むと舌の両側にゆっくりと落ちて行き、茶湯が食道を滑り落ちるように体内へ吸い込まれる感覚。


そして、クリスタルボウル音浴を浴びているようなぼーっとする感覚。


少しスピリチュアルな説明も入ってしまいましたが、上半身を襲う心地良い余韻は秀逸!


烏崠山の中山~高山付近に広がる茶農園も、有機栽培や無肥料無農薬栽培で茶葉を育てている茶農家さんもいらっしゃいますが、いくら完全無肥料、無農薬でも老叢周辺の雑草は少なくある程度環境が整えられており完全に放ったらかしではない事が見受けられます。


しかし林さんの茶農園は文字通り”繁み”


繁みの中にチャノキがいきなり出現する、完全に放置状態。


去年の7月末に販売開始しすぐに売り切れてしまい、店頭販売分を急遽ウェブショップへ追加した超人気茶葉。


勿論、沖縄の茶樓でもファンが多く、茶樓において提供する分もすぐに完売。


光の速さで売り切れてしまった茶葉の足火(三回焙煎)バージョンです



▼足火(三回焙煎)と去年7月に販売した茶葉はどう違うのか?


今回販売する茶葉も去年の7月に販売した茶葉は同じ2023年春に摘まれた茶葉。


違いは、今回販売する茶葉は一夏を越え、更に炭焙煎を施した茶葉です。


追加で焙煎を施した茶葉は、更に濃厚な仕上がりとなり夏に販売した茶葉と比べ香りの瞬発力と爆発力は抑えられているものの、余韻の強さと戻りの甘さは増幅され、より玄人好みの味わいへ変化します。



▼販売するラインナップは


・原生態 杏仁香 大質山 足火 2023春

・原生態 杏仁香 大質山 足火 2022春

・原生態  塌堀後 大質山 足火 2023春

・原生態  蜜蘭香 大質山 足火 2023春


この4種類。


次のブログでは


”原生態 杏仁香 足火 ”2022 なんで2022年の茶葉を販売するのか?”

今回販売する原生態 足火 シリーズのそれぞれの個性


を深堀りしていきます


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