重要なお知らせエリアを非表示

2026/02/10 22:05

今さら聞けない "鳳凰単叢" の品質の違い~お家でセミナーセット~  のラインナップに高スペックだがそこまで感動しない茶葉のサンプルとして入れた

鳳凰単叢 老叢 杏仁香 大庵 中軽火 2025春

どうにか美味しいいれ方無いかな?といろいろ試してみました。
そこで思い出したのがあのいれ方・・・

満水110ccの蓋碗に対して茶葉3.5g
洗茶(醒茶)なし
蒸らし時間 30〜60秒くらい
※お店の水質TDS 118ppm

そう、我々が鳳凰単叢を取り扱う前に恐らく日本で主流だったいれ方

少し乱暴に言うと、茶葉の量は少なめ&蒸らし時間長めないれ方 です

▼我々は鳳凰単叢の故郷である潮州のいれ方にどうして拘るのか?


翻って、我々が提唱する潮州工夫茶の本場潮州のいれ方はどうでしょう?

茶器:満水110-130ccの蓋碗
茶葉:沢山(7g以上)
蒸らし時間:数秒(5秒以内)

つまり、茶葉の量は多め&蒸らし時間は短めです

そして我々、茶樓雨香もこのいれ方を推奨しております

茶葉の使用量を少なくすると、コスパも良くなるし・・・これまで日本で標準的だったいれ方をそのまま踏襲してもよいのでは?という意見もあると思います

しかし、我々が考えているのはこの茶葉が生まれる過程でどのようにデザインされていったのか?です

茶師が最終的に茶葉を仕上げる際に”茶葉少量&蒸らし時間長め”のいれ方を想定して、茶葉を仕上げているのか?

答えはNOです

我々の取引している茶師はあくまで潮州工夫式のいれ方を前提としたいれ方で茶葉を仕上げています
なので、彼らの想定外のいれ方を推奨していませんでした。


▼しかし、例外が存在しました


高級中国茶の世界。しかも日本の市場で販売するとなると立派な渡来品。
茶葉が高くなってしまうのは仕方がない・・・

なので日本では少量の茶葉&蒸らし時間長めのいれ方が主流になっていたのは十分理解できる

話をもとに戻します

今さら聞けない "鳳凰単叢" の品質の違い~お家でセミナーセット~  の中に入っていた

鳳凰単叢 老叢 杏仁香 大庵 中軽火 2025春

この茶葉は正直、潮州工夫式でいれてみるとマジで感動がない(個人の感想です)

いや、この茶葉で感動する人はいると思うので”感動がない茶葉”と言い切るのはとても乱暴ですね。すみません。

老叢 杏仁香 大庵 中軽火 2025春 は茶樓雨香の仕入れの基準と合わなかった。というのが正しいでしょう

しかし、セミナーの教材として仕入れた茶葉・・・
どうにか美味しく入るいれ方は無いのか?と探してみた所

ありました

これまでに、日本で主流であったと考えられる茶葉少量&蒸らし時間長め
このいれ方で”老叢 杏仁香 大庵 中軽火 2025春 ”をいれると・・・

普通に美味しくはいりました

厚みのある茶湯にナッティで甘い香りそして、濁りのないピュアな余韻

▼一度、ん?微妙かも。となった茶葉はいれ方を変えてみよう


いれ方を変えると言っても様々です

使う水を変える
茶器を変える(蓋碗→茶壺)
茶葉の量を変える
蒸らし時間を変える

ぱっと上げてみてもこれくらいは思いつきます

なので、微妙かも・・・となった茶葉たちを諦めないでくださいね

最後に
茶芸師さんたちは中国茶をいれる経験が豊富茶
芸師さんたちのは微妙な茶葉の対処法の引き出しをたくさん持っていると思うので茶芸師さん達と色々と微妙な茶葉の対処法を議論してみたいですね