2025/07/01 16:07
このブログは いい加減ウェブでも新茶を販売しなさい。茶樓雨香 鳳凰単叢 2025年 新茶 販売開始 〜前編〜 の続きです

早速ですが、つべこべ言わず新茶のご紹介をしたいと思います
・単叢紅茶 蜜蘭香 甜竹坑 2025年
茶摘みの日付は比較的早めの3月20日
山場は甜竹坑(店主激推の村)
茶樹の平均樹齢は35年で、老叢や古樹の仕入れを好む私からすると比較的若い茶樹ですね
試飲の際のメモを読み返してみると
一煎目: 鼈甲飴
二煎目: クリアな鼈甲飴
と書いてあって、フルーティーに振った単叢紅茶ではなく
甘さや、味わいに着目していることがわかります
しかし、茶樓雨香が選んだ単叢紅茶。夏を越えあと半年置けば去年の単叢紅茶のようにバケモノフルーティ茶葉に変化しそうです。
それはそれで楽しみですが、やっぱり単叢紅茶は試飲でふるまうと購入へつながることが多く
今年の新茶の中でも人気茶葉であることが伺えました
・老叢 蜜蘭香 庵角 軽火 2025年
蜜蘭香好きの私にとって今年の蜜蘭香の仕入れは正直苦しい状況でした
何故かといいますと”これだーーー‼️”という茶葉に巡り合う事が少なかったから
特に香りの部分で茶樓雨香の基準に達する蜜蘭香は少なかった
理由は知っているのですが、6月のイベント会場で行った有料セミナーの内容と被ってしまうので全てをここで公開するのはできませんが
セミナーの内容を10倍希釈してここで書くと
今年の鳳凰単叢は軽焙煎で仕上げると香りの弱い茶葉が多かった。といった感じです
そんな今年の蜜蘭香の中でも、これは大丈夫‼️となった蜜蘭香がこの茶葉です
山場は茶樓雨香が惚れて止まない庵角村、大体目が覚めるような感動を体験できる蜜蘭香は庵角村な気がします
炭焙煎は8時間程度を一回行っており、軽やかな仕上がりです
科学的な甘さを連想させるくらい激アマ蜜蘭香を今年もお楽しみくださいね

・老叢 鴨屎香 青麻園 軽火 2025年
出ました、私の激推山場の青麻園
※因みに青麻園には鈴木種(リンムー種)もあるよ
社内の人気投票でも一位です
むしろ、茶樓雨香のエース的な地位にまで上り詰めた茶葉です
今年も十分うまい。この茶葉に関して言えば私の修辞の言葉はいらない
多く語れば、その言葉は老叢 鴨屎香 青麻園にとって贅肉となることでしょう
とりあえず一回飲んでみてほしい。そんな茶葉です
・老叢 貢香 南坑 軽火 2025年
山場は南坑村にあり
茶樓雨香でははじめて仕入れる山場ですね。海抜は450〜500mで茶農園は南向き
なんか、ピンと来ませんか?
・海抜が800m以上の高山エリアではなく中山
・畑が南向き
そうです、香りの強さが突出しています
試飲の際のメモを読み返してみると一言
”花束”
南坑村
https://maps.app.goo.gl/NRJMXwwJ9oceJDWr8
・H55 老叢 文種 深垭 軽火 2025年
茶樓雨香の社内で色々物議を醸している深垭村の代表香型
正直申し上げて、深垭村の文種は難しい
品質にばらつきがあったり・・・仕入れがギャンブル的になってしまう可能性があったりと
避けて通っていました。
しかし、今年は違います。
透明感と花香
煎を進めると、ちらっと覗くフルーティなニュアンス、しかし
雨上がりのすみれを連想させる香りがブレない軸となり
啜った後に『あぁ〜いい茶葉だなぁ〜』と呟いてしまう
そんな茶葉です
・H70 古樹 茉莉香 甜竹坑 中火 2025年
パウダリーで濃厚な余韻
今回唯一、中火で仕上げております。
軽火バージョンと中火バージョンのどちらをウェブショップで打ち出すか?迷いに迷いました
軽火はブーケのように派手に香り、中火は濃厚な仕上がり
派手に香るタイプの香型は別の茶葉でもあるので今回は社内で議論を重ねた結果中火にすることになりました
もし、イベント会場で軽火の茉莉香を購入したことのある方は、この中火タイプを選ぶのもアリですよ
▼こうやって、6種類の茶葉を紹介すると一つの共通点が見えてきました
実はこの6種類の茶葉。すべて製茶したのは、鳳凰単叢の鬼才 陳少波 老師
これってたまたまなのですが、陳少波 老師って改めてすごいな〜と実感しました
販売開始は 2025年7月5日(土曜日) 21:00〜
販売開始は 2025年7月5日(土曜日) 21:00〜
毎度おなじみのお得な飲み比べセットもご用意しております
それでは皆さま、土曜の夜まで暫しお待ちくださいね