千年野生紅 大寺郷 7g
¥1,480
注意:商品の発送は2023年10月末日になります
▼龍眼、桑の実、野いちごを連想させるフルーティな滇紅
今年の春の終わりに雲南省からこの千年野生紅が沖縄へ到着しました。
サンプル茶葉が入った袋を覗くと完熟前の果物を連想させる青くて酸味を感じる香りが印象的でした。
試飲してみると、青い果実の酸味とねっとりした舌触りの茶湯、深くていつまでも口から食道に纏わりつく余韻に驚きを隠せずにいました、直ぐに仕入れを決め。
約10日後に販売用の千年野生紅が沖縄へ到着。正直、暑い日に飲みたくなるようなお茶ではないので
直ぐに脱酸素剤を茶袋に投入し弊社の茶葉保管倉庫へ直送。高温の暗室で一夏じっくり亜熱帯熟成された茶葉を10月中旬に開封した所、思ってもいないような香りに変化していました。
▼灼熱の沖縄で一夏を越え、完成された味わいに
あの青い果実の酸味が完熟フルーツの香りに変化してる!
一緒に試飲したスタッフの言葉からは
野いちご、ブドウ、桑の実、龍眼などフルーツの名前がどんどん出てきました。
揉捻されたときに滲み出た茶葉のエキスを活かす為、醒茶(洗茶)は不要
1〜2煎目完熟フルーツの薫香を連想させる香りが上方向に抜けていく
3煎目以降はじっくりゆっくり食道を落ちていく様が心地よい。
そして煎を重ねていくと、滇紅特有のスイートポテトを連想させる味わいに変化していきます。
野生紅特有の力強さも兼ね備えており、なんというか ”纏まりの無いような味わい“ です
この『纏まりの無い味わい』と言う表現はけしてネガティブな意味ではなく
この女性的なフルーティっぽさと、男性的な力強さの二面性が面白い茶葉だと個人的に感じております。
あと、個人的にミネラルの味わいってのがよくわかってないのですが。もしかすると
このねっとりとした喉越しがミネラルの味わいなのかもしれません。
産地は雲南省臨滄市大寺郷でペー族のみなさんが生活しています。
時期:2023年春
標高:1,900〜2,300m
湯温:75〜88℃
洗茶(醒茶):無し
蒸らし時間:10秒
ペアリング:柿、どらやき、和菓子
産地:雲南省臨滄市大寺郷
https://maps.app.goo.gl/CZ1DTsNLmyPRtK2u6