桂花香 老叢 五傑 字茅 7g
¥2,160
SOLD OUT
▼金木犀の香りが苦手なあなたに
『桂花香』金木犀の花の香りがする鳳凰単叢 十大香型の一つ。
最近中国茶を飲み始めた方でも名前は聞いたことある方は多いと思います。とても有名な香型です。
そして本当の事を言います。
私は鳳凰単叢 桂花香の存在を意図的に無視していました。
何故なら金木犀の香りがあまり好きじゃないから!!!
中華系スイーツによくある乾燥金木犀の花がパラリと乗っかっている演出、私は意図して避けて食べます。
でも人気な香りである事は知っています。
然し、今年の1月開催された大大阪茶会で衝撃的な出会いをすることになります。
ご挨拶を兼ねて古今茶籍さんへ茶葉を買いに行くと。
桂花香単叢 を分けていただきました。その場で飲んでみると・・・
白桃を連想させる湯気の濃密な香り、茶湯を注ぐと口いっぱいに広がる花の香り。
めちゃくちゃ香りが良い!むしろ好み!
なぜ意図的に桂花香を避けていたのか?!
酷く後悔しました。
そして誓うのです。今年の春茶の仕入れで絶対に桂花香を仕入れてくる!
数カ月後、無事潮州を訪れる事になります。
事前に農家さんへ伝えていた私からの言葉は
”高くてもいいから美味しい桂花香を仕入れたい”
農家作業で長年使われてきたのだろう、年季の入ったいかにも民芸品の台に腰掛け一秒
”ハイこれ”
と農家さん自信作の桂花香の茶葉を目の前に出されます。
乾いた茶葉の香りは甘酸っぱいスモモっぽい香り。おおおこれはイケるかも!
はやく試飲したい旨を伝えると、手際よく桂花香をいれてくれます。
熱々の一煎目を啜ると、パウダリーな花香が口いっぱいに広がります。
そうそう!この感じ!!
少なくないお金を払って潮州に来れたよかった。と実感した瞬間でした。
【鳳凰単欉 桂花香 五傑 字茅】
産地は名だたる名叢を生み出している烏崠山の字茅村(海抜800-1000m付近の高山域)
特に香りの良いの老叢五株から摘まれた茶葉です。
乾いた茶葉はスモモを連想させるような甘酸っぱくフルーティなアロマ
茶湯は淡いが、見た目とは裏腹に口に含むとパウダリーな花香が広がります。
特に四煎目頃から主張してくる桂花の香りは傑出しています。
高山域の良質な鳳凰単叢のが持つ
『淡く香り余韻が強い』ではなく
『最初から強く香り、余韻も強い』
インパクトのある茶葉で、時折見せる果物のニュアンスも魅力の一つ。
字茅村
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