老叢 八仙 甜竹坑 7g
¥850
▼鳳凰単叢 八仙と聞いてあなたは何を想像しますか?
ある程度、鳳凰単叢を楽しんでいる方からすると八仙は鳳凰単叢の中でも特別(高価)な茶葉の印象を持っている方も多いでしょう。
それは現地の潮州でも同じように捉えられている事も多いそうで、有名が故に名称だけ八仙を名乗ったクオリティの低い茶葉も流通しているとのこと。
以前、中国国内の茶館で鳳凰単叢 八仙を注文したことがあり深みのある喉越しはほぼ無く
横に広がる軽やかな花の香りだけ僅かに感じる事ができた私にとって、八仙を仕入れる事は少し勇気が必要でした。
八仙は、花や果物の香りが調和した複雑な香りを持つと言われています。
茶葉が成長する環境や収穫の時期によって香りが変わることもあり、その違いを楽しむこともできますが
一方でそれは、茶葉としてのクオリティのブレを同時に意味し、鳳凰単叢の研究中の私にとって
”これは本当に良いとされる八仙なのか?”
”良いとされる八仙は日本国内のお客さまの好みに合うのか?”
”売れなかったらどうしよう。。。”
などなど、不安を断ち切れずにいました。
そして今年、やっと納得のクオリティと価格の八仙に出会うことになるのです。
老叢 八仙 甜竹坑
約30本の老叢から摘まれています。
一煎目を口に含んだ瞬間に感じる軽やかだけど濃密な茶湯と鼻腔から抜けていくセッコク等の花の香り
香りや喉越し、そして余韻が他の単叢と比べても全体的に強く、煎を進めていくと余韻が上半身にじんわりと広がり、深いリラックス状態に陥る。
アロマを形成するのは
目の覚めるようなセッコクから、優しさを伴うミルキーな味わいに変化していく主張が強めの花香
最後は、口の中が戻りの心地よい甘さで支配され、現地の鳳凰単叢ファンを魅了し続ける茶葉として納得のクオリティです。
時に香りや余韻が層を織りし、口に含むたびに変化を感じたと思えば、一体感のある甘い余韻に変化することもある表情豊かな茶葉です。
敢えて断言します。
『この茶樓雨香の八仙はイケてる方の八仙です』
別名・八仙過海とも呼ばれている。2009年に広東省の省級品種に認定された花蜜香型の超優秀な名叢の一つで。
東シナ海を八仙人が宝物を持って渡る、道教のストーリ”八仙過海”がこの茶葉の名称の由来
宋代からある鳳凰水仙の母樹から接ぎ木で繁殖させた木が僅か八株しか残らなかった為”八仙過海”と名付けられた。
甜竹坑
https://goo.gl/maps/46WUrSKDVjWraVLF7