重要なお知らせエリアを非表示

2024/11/22 18:00

ーーー
このブログは
の続きです
ーーー

※笑う農夫とバイク

君はアイツの存在を忘れていないか?

挑発的な意味合いとして捉えられそうな、この言葉

このタイトルは、あなたに向けての言葉ではなく

己に向けての言葉です。

”お前は鳳凰山と武夷山ばかり行きやがって!アイツはどうなってるんだ!?”

そう、去年のエコ茶会で華々しいデビューを飾ったアイツです


恵州岩茶


覚えていますでしょうかーーーーーーー‼️⁉️


ジェネリック岩茶と呼ばれたり、大陸ではそもそも存在さえ認識されていない

弊社が日本中の敬愛する岩茶フリークにお届けしてきたこの恵州岩茶

実は、地味に弊社ウェブショプで売れ続けておりまして(リピーターさんも実は多い)

しかも、日本国内で卸先なんかも見つかっちゃたりして

結構、調子が良いのです

それは何故でしょうか?


▼恵州岩茶はお茶を飲む前に、名称と値段を飲む人には向いていません


先ず、恵州岩茶を購入する方は

茶葉のネームバリューやスペック、そして価格(その茶葉がどれだけ高価か?)で茶葉を購入する人ではないと考えます。

もちろん、スペックやネームバリューを追い求める事を否定もしないし、そのような楽しみ方が有ることは健全だとも思う。

しかし、去年のエコ茶会の恵州岩茶デビュー戦において、いきなり完売(6種、合計3000g)

その後の大大阪茶会でも恵州岩茶 足火 (2種、合計1000g) が完売

となり、この国の岩茶マニアの底しれぬ探究心をこの身で体感したのであった

そう、私が底しれぬ探究心と己の美意識を持ったあなたに届けたかったのがこの恵州岩茶なのです


▼だったら、今年はどのような恵州岩茶を敬愛する日本の岩茶ファンへお届けするか?


今年の3月に、恵州岩茶の焙煎師である温さんを訪れ

日本の岩茶ファンへどのような恵州岩茶を提案するべきか?議論をしてきました

温さんに、イベント用で仕入れた恵州岩茶は既に完売した事を伝えると

『信じられない、同じ中国人にも恵州岩茶の良さは伝わらないのに、海を隔てた日本でこの恵州岩茶が受け入れられるなんて、日本の岩茶ファンは凄い‼️どうかしてるぜ‼️』と、日本の岩茶ファンの器のデカさに驚きを隠せない様子でした。

そして改めて、去年仕上げた茶葉たちを試飲しながらふと有ることに気が付きます

やっぱり軽焙煎の方が、品種の差を明確に感じる。

去年発表した恵州岩茶は中軽焙煎と足火の主に2種類の焙煎程度でお届けしました。

何故かというと、その方が一番恵州岩茶らしいパワフルさを感じ取れる事ができたから

でも、茶葉のポテンシャルが良いということは軽焙煎でも十分に美味しいし、品種の個性も明確に楽しめる

『それだったら、軽焙煎の方も紹介したいよね』となり

次回7月にまた恵州に来るから、それに合わせて何種類かの軽火仕上げ茶葉のメンテナンスを温さんへリクエスト

そして今年の7月。再度恵州を訪れリクエストした茶葉の試飲を開始します。

良い、ものすごく良い。

ちゃんとパワフルさもありつつ品種の個性もしっかり出てるし、私はむしろ軽焙煎のこちらの方が好み

そのまま、販売へ舵を切ることになります

※武夷山と同じ土壌を持つ恵州の鬼岩山


▼かっこいい漢字の山場ないの?


武夷山を訪れたり、日本の岩茶マニアとお話をすると山場の話になります

つまり、その山場がもつテロワールが岩茶の価値を高めたりもします。

しかも、私のような燻り系男子に突き刺ささるカッコいい名称がズラリ

慧苑坑(けいえんこう)
走馬樓(そうまろう)
一線天(いっせんてん)
古崖居(こがいきょ)
鷹嘴岩(ようしがん)
磊石精舎(れいせきせいしゃ)

温さんにテロワールが明確に感じる山場は恵州岩茶にないのか?問い詰めると

あっさり『あるよ』と返事が

私が『早く言ってよ〜、なんでこれまで内緒にしてたの?』と重ねて問い詰めると

茶木の樹齢が浅いため、そこまで明確なテロワールを生み出すことが難しいそうで、現段階で細かく分類することはしていない。

但し、一つの肉桂を除く。

近年。個性を持った肉桂がとある山場で育まれるようになったらしい・・・

直ぐに、その肉桂の軽焙煎に仕上げた茶葉を試飲します。

確かに、これまでの恵州岩茶 肉桂とは違い、シルキーな喉越しと綿飴のような口の中へじんわり広がっていく優しい回甘

これはかなり良いぞ‼️試飲の3煎目を飲み終え、満を持して聞いてみます


私『で、この山場の名称は?』(ワクワク、ドキドキ)

温さん『学校』



私『・・・・ん?』

温さん『学校 肉桂』




私『・・・嘘でしょ』

温さん『いや、ホント。マジで学校肉桂



私『ええええ〜〜まじかーーーー』『武夷山みたいに、カッコいい山場の名前とかないの?慧苑坑とか虎啸岩とか鷹嘴岩みたいな』

温さん『ない』

私『じゃあ、なんで学校なの?』

温さん『茶畑の隣に小学校があるから

私『えええ〜〜〜、名称に学校はさすがにイケてない。しかも恵州岩茶は無名なんだから、今日、学校肉桂の名称を変えても誰も気がつくわけない‼️なにか近くに動物に似た岩とかないの⁉️



温さん『・・・ん〜・・・・ない



私『じゃあ、お寺とかは?』

温さん『・・・ん〜・・・・ない


私『・・お、おぅ』


▼という事で恵州岩茶初、テロワールの個性が明確に出た茶葉 ”学校 肉桂” に決定


そもそも私が茶葉の名称を決める権利も無いのですが、記念すべき山場の名称は”学校”

無理矢理かっこいい名称を考えると ”アカデミー 肉桂”とかかな・・・


・・・いや、もう止める。


”学校 肉桂” いいじゃない‼️ むしろ、俺たちの恵州岩茶らしいよ‼️

という事でエコ茶会でお披露目する恵州岩茶の新作のラインナップはこちら


・金観音 鬼岩山 中軽火 2021 
滑る喉越しと強い回甘

・肉桂 鬼岩山 軽火 2021 
心地よいスパイシーニュアンス。花香と果実の絶妙なバランス

・矮脚烏龍 鬼岩山 中軽火 2021 
シルキーな喉越しと、エレガント

・金観音 鬼岩山 軽火2022 
鮮やかな花香

・肉桂 学校 鬼岩山 軽火 2023 
厳かな老叢水仙のような味わい、そして軽やかな花香。白い花


※上記、中軽火のと明記されている茶葉は中軽火で仕上げたのですが、結果、軽火よりの中軽火な仕上がりとなります。

※焙煎師の温さんと農園の老板である厳さん。鬼岩山の山頂で風に吹かれる、二人はまるで往年のチャゲアスのようなタタズマイ


▼勿論、5種類まとめたお得なセットを”茶宝くじ”付きで販売します🎉




エコ茶会特別企画 ”茶宝くじ” セット販売決定

・金観音 鬼岩山 中軽火 2021年 (10g)
・肉桂 鬼岩山 軽火 2021年 (10g)
・矮脚烏龍 鬼岩山 中軽火 202年  (10g)
・金観音 鬼岩山 軽火2022年 (10g)
・肉桂 学校 鬼岩山 軽火 2023年  (10g)

合計50g

税込み6000です



ウェブショップ、会場ともに数量限定です‼️

愛すべき日本の岩茶フリークよ‼️今年の恵州岩茶も見逃せないぞ〜

不见不散