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2024/05/25 18:31

今、武夷山のとある茶農家さんのソファーでこの記事を書いています。

今月は茶葉の発売はないのか??と多方面からお問い合わせが有り、時間を見つけて一筆ブログを書こうと思いました


内容は今月販売する鳳凰単叢 茶虎についてです。武夷山で武夷岩茶を飲みながら鳳凰単叢についてブログを書く貴重な経験ができました\(^o^)/


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Googleの検索窓に ”鳳凰単叢 茶虎” と入力しreturn キーを叩いてみると


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この検索に対して AI による概要を生成しますか?  /はい/

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と検索結果よりも先にAIによるサービスに誘導させられる。


好奇心で /はい/ ボタンをクリックすると下記の内容が数秒で文章が生成されます


ー引用開始ー


鳳凰単叢(ほうおうたんそう)の茶虎(ちゃとら)とは、冬を乗り越えた大きい芽を指し、「虎」は「大きい」という意味です。雪片と春茶の両方の特徴を持ち、早春に摘まれた希少な茶葉です。


ー引用終わりー


私が鳳凰山の複数の茶農家さんからフィールドワークで聞いた内容とちょっと違う。違うというかアップデートができた




▼茶虎は2種類あるっぽい


主に低山域で育まれる比較的樹齢の若い鳳凰単叢は年に数回茶摘みが行われ、例えば冬から春にかけて


雪片→茶虎→春茶 と


くっきり茶摘みの時期が分かれている、所謂(いわゆる)リーズナブルな鳳凰単叢の茶虎です。


もう一つは、中山域でも海抜700m以上〜高山域に分布する老叢や古樹の茶虎です。


基本的に上記に挙げたチャノ木は年に一回の春にしか茶摘みは行われません、この場合一つの疑問が思い浮かびませんか?


年に一回の茶摘みは勿論(もちろん)春です、春茶の前に茶摘みを行う茶虎の存在ってどういう事??



▼老叢(樹齢の高い)を所有する農家さんの解釈はこうです


一つのチャノ木でも稀に芽が早く出てくる枝がある、実際に3月下旬から始まる本格的な茶摘みシーズンまで待つと、茶葉が大きくなりすぎて摘むことが出来ない。


なので立春後の早く芽吹いてしまった茶葉を先に摘んで茶虎にする。


『マンゴーの木でも、同じ木で早く熟れるマンゴーもあれば遅く熟れるマンゴーもあるでしょう?』


同じ木になった果実も生育過程で個体差が生まれ収穫時期が異なる、鳳凰単叢も一緒。


よって、立春を過ぎてから摘まれる茶葉なのでこの茶虎は早摘みした春茶でもある。


一般的な茶虎は大量に生産されるが、老叢や高山の茶虎は生産量が少なく茶商に卸すほどの量はないので茶摘みから完成品の茶葉まで一貫して生産する茶葉農家さんから直接買い付ける他ない。との事。


この場合、茶虎の”虎”の意味は大きいという事ではなく、成長が早いという意味合いが強いかもしれないですね(独自解釈)


説明を聞いていくと、妙に納得したと同時に、生産量が少なく小ロットでしかも春茶、なんか値段が高そうだな・・・。価格を聞いてみると


『もともとビジネスロットにも満たない茶葉だから、これで儲けようとは思っていない、だからお前もこれを仕入れるんだったらサービス価格でお前のお客さまへ販売しろよ』


2024年5月26日(日曜日) 日本時間21:00より販売開始します


後半に続く